本日よく読まれている記事

【キャスト裏話】ディズニーキャストが絶対にしてはいけない9つのこと

皆さんが東京ディズニーリゾートに行くとき、必ずどこかでディズニーキャストさんと関わりますよね。

ちょっと思い返してみてください。

キャストさんがしゃがんで子供と目線を合わせて会話しているところ、笑顔で手を振っているところ、人それぞれに見え方が違うはずです。もちろんメインの目的は楽しむ事ですから、一つ一つの行動に気を留めないことのほうが多いでしょう。

ですがディズニーキャストからすると、何気ない行動にも実は理由があり、ゲストを思いやる気持ちが込められています

そしてゲストへの思いやりから、絶対にしてはいけない事もあります

今回は事前に知っておくとより楽しめる、感動や驚きの理由がある9つのことをご紹介していきます。キャストの行動を調べてからインパすると、ついつい目で追うようになってしまうかもしれません。

1、キャストは写真を撮る時に絶対にピースをしてはいけない

写真を撮る側では?と思われますが、意外と一緒に撮る事をお願いされます。その時にディズニーキャストは絶対にピースをしてはいけません

理由は、まずピースサインの本来の意味は勝利を表すもので、英語圏ではVictoryを意味します。ギリシャでは相手を侮辱する表現、ベトナムでは挨拶替わり、他にも挑発する時に使う国もあります。

ディズニーリゾートには日本以外からも遊びに来るので、他の国の人に不快な思いをさせないようにという配慮です。

日本だと当たり前にピースをして写真を撮るので、何だか不思議な気分ですね。

余談ですが、 キャストは意外とイケメンや可愛い子が多いのでそのキャスト目当てにくる方も多いです。ゲストからお手紙を貰っていた子もいた程です。

2、後ろで手を組んでいいのはミッキーだけ

17437520_1876680619251269_349437263597273088_n
Instagram

インパする機会があれば観察してもらいたいのですが、後ろで手を組むキャストは一人もいない筈です。

何故かといいますと、後ろで手を組むのは“休めの姿勢”として使われていますよね。勤務中に休めの姿勢をとる理由が無いので禁止されています。

もう一つは、ミッキーはよく後ろで手を組んで歩いているのを見かけると思います。

あくまでキャストはミッキーたちとゲストのお手伝いとしてパーク内にいる訳ですから、そのミッキーと同じ格好はしないと決められています。

パーク内で後ろ手を組めるのはキャストのリーダーであるミッキーだけ。歩いている姿は可愛いですよね♪

3、聞かれて分からなくても「分からない」は使わない

キャストに聞いたら何でも答えてくれるというイメージがあると思いますが、ゲストから聞かれたことに「分からない」と言わないようにと教えられるんです。

パーク内には多くの情報があり、聞かれた場所からの最短ルートやパレードフロートが止まる位置など初めは覚えることはたくさんあります。大変ですが、キャストになると自然と覚えなきゃという気持ちになるものです。

その日売り切れているものや終了したファストパスの情報などは、リアルタイムでキャスト同士共有しています。その為、いつ聞いても最新の情報が分かるようになっています。歩くコンシェルジュと呼ばれているカストーディアルキャストに聞けば間違い無いですよ!

ちなみにパークには清掃キャストの格好をしたパフォーマー・ファンカストーディアルもいるんです。見分けがつきにくいので、出会えたらラッキーですよ♪

【ディズニーキャストの真実】元TDLキャストが明かす秘密の裏側
東京ディズニーリゾートを訪れる「ゲスト」の数は年間で約3000万人。 1日に約10万人弱訪れる...

記事を読む

4、ゲストを「お客様」とは呼ばない

思い返してみると、確かに「お客様」と呼ばれたことはないですよね?

子供、お年寄り、外国人、全てのゲストに公平な歓迎の気持ちとサービスを提供することで、特別感を体感してもらうのです。パークでキャストと話をするとき、どこか友達と話しているような、童心にかえったような、そんな気持ちになっているとしたら、きっとそれが理由です。

私たちは、王様や女王様をもてなすのが好きだ。でもここでは、全ての人がVIPなんだ。

ウォルト・ディズニー

“全てのゲストをVIPとして対応する”、これがキャストのおもてなしの基本です。その象徴としてパークの入口の床は、VIPをお迎えするための赤いじゅうたんをイメージしてつくられているんですね。

5、「いらっしゃいませ」とは言わない

18381003_278862619242614_1877320163448061952_n

出典:Instagram

これも言われたことがないのではないでしょうか。

「いらっしゃいませ」ではキャストからの一方的な声掛けになってしまい、「従業員とお客の距離感」を感じてしまうでしょう。お土産屋さんのマーチャンダイズキャストでも、必ず「こんにちは」という挨拶から始まると思います。

ウォルトは「ゲストのハピネスはキャストとの触れ合いから生まれる」という考えをとても大事にしていました。

「こんにちは、写真をお撮りしましょうか?」

「皆さんこんにちは。ジャングルクルーズへようこそ。」

「それではいってらっしゃい!」

「ありがとうございました。この後もお楽しみください♪」

このように、ディズニーランドのコミュニケーションは友達のような挨拶が基本なんです。次にパークを訪れたら是非気にしてみてくださいね。

6、ゲストの「パーソナルスペース」には入らない

17494116_282731588832247_7468238135290232832_n
Instagram

人にはパーソナルスペースというものがあり、一定の距離以上近づかれると警戒心を抱きますよね。

いくらディズニーといえど初めて会う訳ですから、キャストも不快感や警戒心を持たれないように気をつかっています。

その為研修で、二人一組になって距離感を掴む練習をします。

特に子供を相手にする時はしゃがんで目線を合わせる事を当たり前にしていますが、それがどれほど大事なことかというのを、実際に近くで見降ろされる体験をします。どう感じるかを知ることが大切ですからね。

このようにディズニーキャストは様々な努力をして、接客の質を高めているんです。アトラクションキャストがとても長いセリフをアドリブを交えながらこなしている姿なんか尊敬してしまいますよね♪

7、迷子を見つけても抱っこや肩車をしてはいけない

6591331415_4cf9daf8f1_b
flickr

ディズニーで子供が迷子になってしまった場合、例え泣いてしまっている迷子がいてもキャストは決して抱っこやおんぶをしてはいけません

手を繋いで迷子センターに誘導するのですが、その理由は子供を探している親御さんの目線から子供を消さない為です。

親御さんが子供を探す時、子供は背が小さいので目線を下げて探しますよね。迷子センターに向かうまでの道でも、いつでも親御さんに見つけて貰えるようにという意味があります。

8、ゲストに「注意」をしてはいけない

タバコの喫煙が可能なのは喫煙所だけですし、花壇に立つのもいけません。パーク内にはゲストに楽しんで貰うための様々なルールがあります。特に混雑時はディズニーでもルール違反や苦情が頻発するため、キャストも気を使います。

ルールを守っていないゲストに対しては注意するのではなく、まず守って頂くようにお願いをします。注意というのは決めつけであり、ゲストの行動を否定することになってしまいます。

喫煙エリアの外でタバコを吸っているゲストがいた場合、

  • 「ここは禁煙ですのでおやめください。」
  • 「喫煙エリア以外でのお煙草は禁止されています、移動をして下さい。」

これではいくら間違った行動をしていたとしても、少しムッとしてしまいますよね。

  • 「こんにちは。大変申し訳ありませんが、こちらは禁煙エリアとなっております。全てのゲストに楽しんで頂く為に、喫煙エリアへのご移動にご協力いただけますでしょうか?」

自分の意思を遠回しに、露骨にならないようにお願いをします。まどろっこしいと思うかもしれませんが、あくまでゲストが自主的に行動するようにお手伝いをするのが基本です。クレームや苦情に対する対応も夢の国ならではの事情があるんですね。

9、ゲストの夢は、壊さない

18013323_1267736406675712_2253294651282817024_n

出典:Instagram

パーク内ではゲストが体験すること全てがショーなのです。せっかく夢の国にいるのに、現実に引き戻すようなことをキャストは決して言いません。

「今、パレードにミッキーが出ているけどミッキーの家にはいないの?」

こんな質問、みなさんだったらどう答えますか?

「お姉さんの為に、ミッキーが魔法を使ってお家に戻ってきてくれますよ♪」

現実では絶対に言わないような、少しオーバーなくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

他にも、カストーディアルキャストの「何を拾ってるんですか?」に対しての答えは有名ですよね。

間違っても、「ゴミを拾っているんだよ」なんて答えてはいけません!

《ディズニーキャスト》の人気記事まとめ
年間約3000万人を超える入園ゲストを支えている、約2万人のディズニーキャスト。 コスチューム...

記事を読む

ディズニーキャスト一人一人の行動が世界一のサービスをつくっている

今回はディズニーキャストが「してはいけないこと」を紹介していきました。

東京ディズニーリゾートには最低限の決まり事しか無いので、実際はほとんどがキャストオリジナルの行動です。

ほら、見てごらんよ、こんなにたくさんのうれしそうな顔を見たことがあるかい?こんなに楽しんでいるところを…わたしは、一人でも多くの人に、笑顔でパークの門から出ていってほしいんだ。

ウォルト・ディズニー

ディズニーキャストは他の業種と比べて「接客の質」が高いことでも有名ですが、一つ一つの行動の積み重ねが、リピーターを生み出しているのでしょう。

よくディズニーはマニュアルが無いと言われているので何でもありと思われがちですが、してはいけない行動がきちんと決まっているのも意外な一面ではないでしょうか!