突然ですが皆さん!
もしディズニーで働くことができるとしたらどのキャストになってみたいですか?
先日近所の小さい子に質問してみたら「ミッキー!」「スティッチ!」といった可愛らしい答えが返ってきました(笑)
過去にこちらでパーク内全ての職種の紹介、面接倍率が高い職種の紹介をしてきました。
そこで今回は、もうすぐアトラクションキャストを抜いて人気ナンバー1になるのでは?と勝手に予想しているカストーディアルキャストに注目してみたいと思います。
清掃しているだけでは?と思われがちですが、何故こんなに人気があるのか、元カストーディアルキャストが説明していきます!
(ちなみに名前が似ているファンカストーディアルとは、清掃キャストの格好をしていますが、音を出したりするパフォーマーのことです。)
目次
カストーディアルキャストについて
まず、カストーディアルは日本語で“維持・管理・保持する”という意味です。
ちなみにキャスト同士では略して「カスト」と呼んでいます。
パーク内での役割は歩くコンシェルジュ、つまり総合案内役で、仕事内容は大きく
- 清掃
- 道案内
- 写真撮影
- ゲスト対応
の4つに分けられます。
パーク内を複数のエリアで分けられていて、それぞれの担当ロケーションがあるようです。
カストが常に持ち歩く道具とは?
カストーディアルのコスチュームは、上下白で青いバッグを腰に付けているというシンプルなデザインです。みなさんもよく見かけたことがありますよね♪
- トイブルーム(ほうき)
- ダストパン(ちりとり)
- その他便利グッズの数々
両手にトイブルーム(ほうき)とダストパン(ちりとり)を持ち、残りの道具は全て青いバッグに入れて持ち歩いているので、言うなればドラえもんのポケットの様なものですね!
その他にも、例えば地面に張り付いてとれないガムをとるための道具、多言語のガイドマップなど、様々な便利グッズをもっているようです。
また、サービスリカバリーツールといって、誕生日のゲストにプレゼントするバースデーシールや落としてしまったポップコーンを元に戻すピクシーダストなど、秘密の小道具も用意されています!
仕事内容とカストが清掃する場所は?
続いて、カストのしごとないようである清掃・道案内・写真撮影・ゲスト対応について解説していきます。
清掃する時チェックしているポイントは?
- ショップ
- アトラクション
- 植栽
- 水飲み場
- ベンチ
- トラッシュカン(ゴミ箱)
- 灰皿
- レストルーム
- ワゴン
カストがゴミを拾う行為を“スイーピング”と呼びます。パーク内を清潔に保つ為、汚れている場所があれば基本的にはどこへでも行くんですね。
ゲスト対応でよく聞かれる質問は?
よくある質問はやっぱり「トイレどこですか?」と「写真撮って貰えませんか?」の2つです。
それぞれの場所から一番近いトイレを把握しないといけませんし、その場その場で説明する内容を変えないといけないため、パッと説明するのは大変だと思います。
写真撮影は、混雑している時は撮影待ちで自分の後ろに列ができます。なんとハロウィン期間は写真撮影だけを担当している方もいるようです!
他にも、ポップコーンワゴンの場所や残っているファストパス、どんなアトラクションなのか、“何を拾っているか”など多くのゲストと会話ができるのが人気のポイントみたいですね♪
自分の返答によって、これからのゲストの行動が決まるので責任重大ですが、思い出作りのお手伝いができることはとても嬉しいことですよね。
人気の理由はエリアを自由に動き回れること
広いディズニーランド。清掃すべきところはたくさんありますよね。大変なのはもちろんですが、一日中パークを歩き回れるため、好きな人にとっては満足度が高いのですね。
またパーク内のどの職種よりも、一番ゲストと”生きたコミュニケーション”が多いようです。
アトラクションやショップの中に入ったり、ベンチに座っているゲストに話しかけたり、パレードをついでに見たり、27種類ある職種の中でも一番自由な職種ではないでしょうか?
おわりに
いかがでしたでしょうか?
他にも、バースデーシールを書けたり、トイブルームでキャラクターの絵を描いたりと色んな魅力があります。
カストは2番目に人気ですが、倍率は高くありません。もし迷っている方がいたら、是非トライしてみてはどうでしょうか!